不妊の悩み解決ガイド

不妊の治療

不妊治療にはいろいろありますが、ここでは主に医療機関で行われているものを紹介します。

 

タイミング法

 

不妊の原因がよくわからない場合に行われるのが、「タイミング法」です。

 

妊娠できないのは、夫婦・カップル間のタイミングが不一致であることが多いといわれています。

 

具体的には以下のような方法で、不妊の改善を図ります。

 

・喫煙を避ける
・過度のカフェインやアルコール摂取を避ける
・不妊の原因となる薬の治療を避ける
・高熱のお湯の入浴を避ける
・窮屈な下着の使用しない
・糖尿病・甲状腺機能障害がある場合は治療する
・妊娠に良いとされる食物を適度に摂取する
・妊娠に効果があるとされる漢方薬などを服用する。
・ヨガ、気功などの運動を行う

 

人工受精

 

どうしても子供が欲しいという夫婦の最後の砦として行われる治療が「人工授精」です。

 

現在、日本では、人工受精は大半の場合、配偶者間で行われており、配偶者でない人の人工授精はごく一部の医療機関で行われているだけです。

 

一般的な人工授精の方法は、男性の精子を女性の子宮内に注入し、排卵誘発法を使って受精させるというもの。

 

但し、排卵誘発法にはリスクも伴い、「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」となることもあるので、注意が必要です。

 

人工授精は「性行為の嫌悪による不妊」に適しているとも言われ、性交渉のない夫婦やカップルには最善の方法とされています。

 

生殖補助医療技術(ART)

 

生殖補助医療技術(ART)は卵子と精子の採取を行い、体外で受精させる方法です。
この方法は体外受精(IVF)と顕微授精(ICSI)の2つに大きく分類され、IVFで失敗した場合にICSが採用されるというのが一般的です。

 

最近は培養技術の進歩もあり、より成熟した受精卵を得ることができるようになっています。

 

クロミフェン療法

 

クロミフェン療法は無排卵周期症、多嚢胞性卵巣症候群などが原因で、妊娠できない女性に用いられる治療法です。

 

クロミフェンを投与することでエストロゲン受容体複合体を減少させ、ゴナドトロピンの分泌を促進させようというものです。

 

この療法はクロミフェンクエン酸塩錠(セロフェン)を月経周期に合わせて服用します。
症状によっては、ゲスターゲンなど他の薬物を併用することもあります。

 

ゴナドトロピン療法

 

ゴナドトロピン療法は排卵を誘発させるために行われます。

 

但し、多胎妊娠、卵巣過剰刺激症候群など、場合によっては生命にかかわるリスクがあるため、注意が必要です。

 

hMG-hCG療法とPMS−hCG療法がよく知られている。FSH様作用をもつhMG、PMSを投与後にLH様作用をもつhCGを投与するというものである。

 

また、黄体機能不全になるケースも数多く報告されており、治療を行う場合は専門医と十分相談の上行う必要があります。